水利組合システムの名簿の仕様変更

水利組合事務は、組合員名簿にリストされている方々の会計処理を、年度単位で行い、村伝統の様式である「長帳」としてプリントアウトする仕様になっています。

ところが実際には、会計事務は前期と後期に別れています。しかし名簿は年度毎の単一のものを使い、これまで問題なく処理が行われてきました。

今年、その前期と後期でメンバーに変動が出てしまいました。村のメンバーではあまり頻繁に起こらないケースで、実際、過去七年間には一回も起こっていません。

取り急ぎ、名簿を、前期メンバーと後期メンバーを併記出来るように仕様変更し、それが会計処理にも反映するよう、修正を加えました。

ついでに、名簿の内容が、会計表に自動で現れるようにだけ、これまでしていたのですが、逆に会計表の方でメンバーリストを修正しても、それが名簿の方にキチンと反映するよう、双方向性を持たせる仕様変更をいたしました。

さらに、表に空欄行があると、ExcelVBAの自動処理が途中で停まってしまう既知の問題がありますが、万が一、担当者様が名簿の表内に空欄行を残してしまわれた場合でも、処理に影響が出ないよう、その空欄行は自動で削除されるよう、仕様を変更しました。

また、ある条件で、長帳への反映に失敗するバグも見つかりましたのでこれも併せて修正いたしました。