いざというときの備えとしてバックアップをとっておくことも日常業務を切れ目なく行うためには重要です。このバックアップ作業もオフィスのIT業務の中で分離しがたい作業の一つです。

基本的にはサーバに置かれたデータだけを日々のバックアップの対象とさせていただきます。なのでファイルサーバに置かれた社員の共有データは当然バックアップ対象です。

個別のワークステーション端末PCのデータについては、サーバ内に設けられた各端末用スペースに置かれたデータをバックアップします。それ以外のデータについては端末ユーザご自身でバックアップしていただく形になります。

リプレース時に一斉導入したか別々に導入したかに関わらず、ワークステーション端末のシステムについては、一度だけ、それぞれのディスクイメージを保存しておきます。個別にインストールしたソフト/アプリは、リカバリ時にユーザご自身で再インストールしていただくか、若しくはヘルプデスクとして再導入する形になります。

さらに、いざというときのため、サーバのシステムバックアップも必要です。そのためサーバの記憶装置をミラーリングという方法で二重化しておき、月一~年一でシステムイメージを作成、万が一、記憶領域を焼失してもデータとシステムを復活させて運用できるよう整えておきます。

バックアップの方法は、よりよく、より早く、より安全確実な方法を求めて常時検討中です。